税金や確定申告、立ち上げ期に役立つコラム、稼ぐための考え方など、フリーランスに関する情報が満載!
たとえ実力十分で、会社や取引先からの評価も高い人であっても、会社という後ろ盾を失うということがどう影響するのか、ということまで想像できない場合が多いものです。フリーランスになるということは、安定した身分を捨てることであり、それ相応の準備が欠かせません。フリーランスとして独立を果たすまでには、最低でも1年ほどの余裕を持って計画を立て、その間に必要な準備を済ませておきましょう。また家族や周囲とも事前に理解を得るよう努めましょう。
今時の情報収集にはインターネットが欠かせません。これはフリーランスにとってはチャンスであり、自分を世間に広く知ってもらうために、ホームページは有効です。ただし仕事の依頼に結び付けようと思えば、初めての訪問者にも自分の専門分野や知識を印象づける必要があり、単なる日記などでは意味がありません。業務に関する知識や情報を地道にアップして、「その道のプロ」というイメージを作り上げることが大切です。
そしてフリーランスになれば、仕事の選択も自由ですし、報酬額も自由です。しかしそれも相手あってのことであり、どのようなビジネスモデルを目指すのか、また自分の実力などに鑑みて、どのような業務内容にはどの程度の報酬を要求するのか、といった基準を予め設定しておく必要があります。これはフリーランスという働き方をする以上、どんな場合にも付き纏う問題であり、その時々によって変化するものです。見切り発車することなく、起業した先輩や成功者の話などをも聞きながら、まずは最初にじっくりと考え抜いて、自分に合ったモデリングをすることが大切です。
そして会社勤めであれば、分からないことを気軽に周囲に聞くこともできますが、フリーランスでは中々そうも行きませんし、知っているつもりのことも、実は人に教えるのは難しいものなのです。またフリーランスにとって必要なスキルや知識は、本業のごく専門的な部分に限られるわけではありません。法律や税務など、これまで携わっていない業務知識も求められるのであり、何が必要なのかをチェックして、足りないものは早めに補う努力が必要です。
更にフリーランスとして仕事をするための、環境作りを進める必要があります。自宅で仕事をする場合でも、集中できるスペースを確保しましょう。また社会的信用が低くなるため、クレジットカードも会社を辞める前に作っておきましょう。またフリーランスの営業にはもちろん人脈も大切です。学生時代の友人などをリストアップして連絡を取るなど、その棚卸を進めましょう。