フリーランスがまさかのトラブルに巻き込まれたら、1人で悩まずプロに相談!
フリーランスはあらゆることを1人でこなさなければならず、トラブルや悩みごとがあると生産性が一気に下がってしまいます。特に、納品したのになかなか支払いをしてくれないという未払いトラブルなど、クライアントとのトラブルに関する悩みは避けたいところです。一番良いのは悩みごとにつながりそうなものは予防線をはって、できる限りトラブルを避けることです。それでも何らかの悩みに突き当たることはありますので、そんな時に相談できる相手を決めておくことです。
フリーランスになってこれまで通りの元同僚に相談をしようとしても、話が通じなくなっているかもしれません。フリーランスの悩みには、同じような悩みを抱えるフリーランス同士か、あるいは経営者との方が分かり合えるものです。そして相談相手には女性と男性の両方いると、その時々で使い分けることができます。これは世代でも同じことなのであり、年上や年下、あるいは同世代という、それぞれに相談相手がいると重宝なものです。
フリーランスはクライアントとの間で契約を交わしますが、契約書を作成することは自分の身を守ることであり、その内容をよく確認して署名押印する必要があります。そして報酬の支払いには請求書をクライアントに提示する際、支払日を明記しておくと良いでしょう。会社によっては締日を設けており、そのために1か月から2か月先の支払いとなってしまうこともあります。また経理担当は別部署の場合もあるため、担当窓口を確認しておきましょう。
フリーランスは仕事の選択も自由であるはずなのですが、仕事がなくなる不安からついつい依頼される仕事をすべて引き受けてしまいがちです。しかし結果として納期に間に合わなかったり、あるいは仕事の質にばらつきが出るなど信頼関係を失う危険もあります。そのため仕事を断るという選択も場合によっては必要であり、断る際に角の立たない断り方を知っておくと便利です。それは「今回に限り」「残念ですが」といった気持ちを伝えることです。
フリーランスは働いた分だけ多くの収入を得ることができます。しかし、つい休むことも忘れて働きすぎて、公私のメリハリがなくなる方も少なくなありません。フリーランスは体が資本なので、しっかり働きしっかり休むというメリハリのある生活を送ることが大切です。メリハリをつけるためのおすすめの方法は、仕事場とプライベート空間を完全に分けること、始業時間と就業時間を明確に決めることなどが挙げられます。
フリーランスの収入は自身の努力次第で変動します。そのため、過度な仕事の詰め込みは避けるべきです。フリーランスは自己管理の徹底が重要であり、特に仕事管理、時間管理、メンタル管理の3つが鍵となります。スケジュール管理や自身の限界把握、効率的なタスク処理、ストレス解消法の実践などを心がけましょう。これらを通じて、クライアントとの良好な関係を維持しつつ、効率的かつ健康的な働き方を実現し、長期的な成功につながります。