フリーランスの入金トラブルは契約書で防止

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入金トラブルは契約書で防ぐ

入金トラブルは契約書で防ぐ 日本の商慣習上、交渉によって契約内容を細かく詰めて、その一つ一つを明確にした契約書をお互いに取り交わすということは、あまり馴染みがないものです。そのためグローバル化した世界経済の中で変化しつつあるとはいえ、フリーランスがクライアントと契約を取り交わすといった場面では、旧態依然の体質が色濃く残っているようです。しかしこれが時としてトラブルの元になるのであり、フリーランスとして働くのであれば、自分の身は自分で守る覚悟が必要です。

契約書の作成

会社勤めであれば、契約書の作成や、その内容の審査などは法務部の仕事で、よそ事でいられたのかもしれませんが、フリーランスは一個の事業主体として、自分自身がクライアントとの契約の相手方となります。お互いに交わした契約に従った、適切な権利の行使と義務の履行は当然のことであり、単に形式上のものと安易に考えて、読みもしないで署名捺印していると、とんでもないことになりかねません。
クライアントにとっても同じことで、そのためクライアントが自社の様式を用意していることも多いのですが、市販の契約書を使うこともしばしばです。もちろんフリーランス側で準備しても良いのであり、いずれにせよ何が記載されているのかを確認し、よく吟味する必要があります。

支払日を明記

そして現実問題として、フリーランスは仕事を完成させて納品しても、即報酬を手にできるわけではありません。多くの場合、クライアントは会社としての経理処理上の締日を設けており、それに従って支払いが1か月から2か月先になることがあります。そのため請求書を早めに送っておくことも良いでしょうし、またその請求書には支払日を明記しておくと良いでしょう。支払い日を過ぎた場合には、遠慮せずにクライアントに連絡することも大切ですし、場合によっては法的手段を視野に入れて、断固とした態度をとる必要もあるでしょう。
もっとも仕事の内容が途中で変更されたり追加された場合には、更に注意が必要です。当初は契約書を取り交わし、報酬を含む費用明細を提示していても、そこからの変更や追加部分につき、別途請求する旨を改めて合意しておかなければ、変更部分が反映されず、泣き寝入りせざるを得なくなる危険もあるのです。

担当窓口

経理処理は会社の中でも、取引担当とは別部署になることが少なくありません。そのため支払いや請求に関する担当窓口を明らかにしておくことで、お互いにスムーズにやり取りを進めることができます。例えばデザイン料は源泉徴収の対象であるのに、コーディング費は対象外であるなど、業務内容に応じて、源泉徴収になるものとならないものの確認も重要です。

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